再び・・・・Shu Koumura 様へ

ブログへの書き込み確かに拝見いたしました・・・・Koumura様の写真に」対する熱い想いも充分に
伝わりました・・・・・

カメラ雑誌で良く見かける月例写真の投稿は、百害あって一利なし、何も意味が有りません。
カメラ雑誌を売る為の手段で、写真文化の向上などと謳い文句は立派でも中身は空っぽ
早めに止めたことは正解です・・・

良くあるボスを頂点とするアマチュア写真集団に属してい居なかった事も、正解ですし・・・・
権威主義の褒め殺しで、美味しい余録に預かろうとする似非写真家から学ぶものなど、何一つ
ありません・・・・・

Koumura様の書かれた文面を拝見して、私の想像ではもっと高齢の方かと勝手に
判断しておりましたが、意外に若い方なので正直驚いております。

ドイツ在住で、写真が大好きで・・・・お仕事は別に持たれて居るとの事ですが、それはそれで
・・・時間の許す限り写真にのめり込ん行かれる御姿は、今の時代には珍しい程の入れこみ様

愛車を手放してまで暗室機材を購入したお話は、大した技術も無いくせに口を開けば
Free-lance  Photographer と、のたまう昨今の若者には無い・・シッカリ脊筋か延びた人物と
感じられます・・・・・

語学も堪能とお見受け致しますので、出来る事なら、これからも軸足をシッカリと定めて
海外での活動を最優先で・・・・オリジナルプリントの制作発表を心掛けられたらと思います。
日本で同じ事を遣っても、砂漠に永遠に果てしなく水を撒く様な・・・徒労に終わりますので・・

プロにならずとも、今の時代はクリックひとつで全世界に自分の情報を発信出来る良い時代です
ただ、その半面、薄っぺらな表現でも、何とか誤魔化せる悪魔が潜んでいます。

シッカリとしたバックボーンを堅持しながら,創作を維持するのは並み大抵の努力や根性では
済みません・・・・感性が全てです・・・・・是ばかりは神が与えてくれる奇跡の才能です。

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Koumura様へのアドバイスと云うか、書かれている文面の理路整然した内容は、それは
それで由なのですが・・・・写真の専門学校で教えていた頃の生徒に有りがちな、成績が優秀な
生徒が陥りやすい傾向として、知識は豊富だけど、技術が伴わない・・・教科書から食み出た部分の
シャッタ―を切る時の、その一瞬の感性が不足している事でした。

Koumura様が、自分の作品制作の範疇を、自らコレだと決める事も必要かもしませんが・・・
もしかしたら自分自身が気付いていない・・・新たなる視線を見つける事が出来るかも知れない
その可能性を、自ら閉ざしてはいないのか・・・・・??

私は全てを独学で今日まで遣って来ました・・・・何ひとつ後悔する事の無い人生です。
画家としても18歳の時に、二科展で入選を果たしましたが、だからと云って画家などで
生活出来る程、現実は甘いものでは有りませんでした。

写真家宣言をしても、コネクションを何ひとつ持たない人間には、この日本の写真界で
世の中に認めさせる唯一のチャンスは、コンペで受賞することでした。

今でこそ、写真界も若い才能にチャンスを与えるコンペが沢山ありますが・・・・
私が写真を生業とし始めたその頃は、日本の写真界にな公募展なるものさえ存在していない
時代でした・・・・・・私は、還暦をとっくに過ぎた今でも、コンペにチャレンジを続けています。
・・・・・ホームページをご覧頂ければ30有余年の履歴が出ますので・・・・

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話がかなり脱線しましたが、私が何を言いたいのかは・・・御聡明なKoumera様でしたら
理解知して頂けると思います・・・・・写真制作に関して・・・・食わず嫌いは損をします。

・・・・・・本日追記分・・・・・

表現の幅を広げてこそ、発表のチャンスも広がります・・・若さの特権をフルに利用して
4x5を使いドイツで出会った知人友人の方々の、喜怒哀楽の表情を・・・・ポートレートを沢山写す
位の壮大なプランニングを、御考え下さい。

足りない技術を克服してこそ、次のステップに登れるのです・・・・・
私もこれから開くworkshopで,同じ様に悩み苦しむ若者たちと接する訳ですが
多分、言える事は・・・・・遣るなら本気で、言い訳をせず、撮った作品で写真で相手をねじ伏せ
言い訳を云わない真摯な精神で・・・・写真に立ち向かって行って欲しいと云う事です。

私も、これからかなり多忙な日々を送らなければなりません・・・・
Koumura様に対してのアドバイスも暫くは、頻繁には出来なくなりますが・・・・
写真が好きな若者を育てる為に開設したworkshopですから、その辺を御理解の上で
勝手ではございますが、宜しくお願い致します。

多分インターネットで私の存在を知ったのだと推測しますが・・・御暇な時に、私のホームページを
ご覧い頂ければ、一人の写真家の足跡の一部でもご覧頂けると思いますので・・・・・宜しく。


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・・・全て、愛機ハッセルで撮影した新旧取り混ぜた作品です・・
・・・何かこれからの、撮影に向かう・・・・御参考になればと思いまして・・・・



多分、余計な御世話的な事を沢山喋り過ぎました・・・本日はこれにて失礼致します。


   2012 /09 /10                         (C) Photo by Tairyo Ono

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