カテゴリ:自作木製ピンホールカメラ( 20 )

8X10のピンホールカメラを使い、ちょっとした遊びに撮影するのにも、1シートの単価が700円・・・・
当然1枚単位でのフィルム販売なんかする訳も無く、1箱10シート入りで7、000円です。

こんな事もあろうかと、ストックしておいたコダックの8x10モノクロシートフィルム50カット分と
同種の4X5のモノクロ50カットは・・・・ちょっとした、お宝に変身しました。

久し振りにフィルムが入荷すれば、驚くほどの値上げ・・まあ、市場の原理から云えば需要と供給の
バランスが崩れ・・・完全に、お金持ちのお道楽のレベルまで高値高騰です・・・・・


少しずつ、日常の雑多な多忙から解放されて、やっと時間にゆとりが生まれ撮影結果も、それなりに
かなり良好なので、そろそろ本格的に8X10ピンホールカメラでの撮影モードに入ろうとした矢先の
8x10モノクロシートフィルムの大幅な値上げとなりました。

まあ、ここで凹む程の柔なレベルの私ではありませんので、お宝のコダックモノクロ8X10フィルムは
大切にゆっくりと・・・通常の撮影フィルムとして使うレベルにシフトして・・・・これからの8x10の
ピンホール撮影に関しましては印画紙をフィルム代わりに使用しての・・・紙ネガベタ焼きでの制作に
変更致します。

まあ、基本8x10フィルムからのモノクロプリント引き伸ばしに関しては、殆どの方が専門業者に
依頼されての制作で・・・そのプロセスを初めから自分で遣ろうとしたら、暗室の設備投資からの
出費を覚悟しなくてはなりません。

デジタル全盛のこんな時代に・・・時代遅れの旦那芸にも似た、モノクロプリント一筋の暗室作業に
関心を示す様な粋人の会員を募るのにも、正直なところ少々疲れて来ましたが、私が主宰する
銀塩モノクロ暗室のWorkshop(写真教室)は、まだ、スタートさえ切ってはいない状態なのに・・・・・


   まあ、私の座右の銘でもある    泰然自若  日々之好日  を ひたすら貫くだけのこと!!


連休を挟んでの3日間は、DIYで workshopのギャラリースペースの壁面コーナーを
完全に創り上げて、先ずは自分の沢山の作品を徐々に展示するのが最初の遣るべき事なので
その為の材木のステイン塗りも予め済ませてあり・・・塗料の完全乾燥を待っています。


a0217029_6134530.jpg
 
・・・・・・  ウイスタ 4X5 ウッディー   なかなかの優れ物のカメラです   ・・・・・・


a0217029_6285596.jpg


a0217029_6293120.jpg


a0217029_6314580.jpg

   ・・・・1980年後半撮影のスチルライフ作品です・・・・・・カメラは ジナ―F・・・



2012 / 11 / 23            (C) Photo by Tairyo ONO 


a0217029_6384750.jpg

テスト撮影を、二度・・・三度と繰り返し・・・・暫く振りでの8X10タンクのフィルム現像を・・・・・
本当に、かなりの・・・・お久し振りの作業だったので、思いもよらぬトラブルの発生に右往左往??

それでも三度目の正直で、液漏れがひどすぎる某国産現像タンクを使用不可にして
早速オークションでJOBOのタンクを落札・・・・・

これでJOBO現像タンクが二本と外国製の名も知らぬ、8X10が2カットと8X10が1カットが
併用出来る不思議なタンクでの8X10フィルム現像を・・・・・これで、暫くのあいだ撮影と現像を
繰り返せば、やっと長かった2年越しの夏休みの宿題に・・・・・答えを出せます。

6年も前に、生徒達に無理やり買わされた・・・例の泣きの8X10モノクロフィルムは案の定というか
期待通りと云うか、ほぼ見事に光の被りが・・まあ、練習用と覚悟しての今回の8X10テスト撮影なので
現像の結果は・・・・・ご覧のとうりで作品として使えるカットは2カットのみでしたが・・・・

先日の、台風一過の真夏に戻った様な強い日差しの中・・光が暗箱の中を徐々に駆け巡る感覚が
ある程度、映像化出来た様な気がします・・・・

何故、これまで8X10のピンホールカメラに拘るのかは、撮影した本人だけが分かる異次元の
特殊な世界なので ・・・簡単デジカメのソフトで加工処理を施した様な擬似ピンホールでは決して
撮影の出来ない写真が、8X!0のフィルムなら表現できると感じたからです。

何よりも写真家は出来上がった作品が全てのアリバイなのです
百の言い訳よりも、出来上がった一枚の写真が人生の全てなのです・・・・・


a0217029_5191673.jpg


a0217029_5272241.jpg


a0217029_5292672.jpg


a0217029_5304918.jpg

・・・・・・・取り敢えずの4点は、合格ラインです・・・・


a0217029_5323340.jpg


a0217029_5341610.jpg


a0217029_3304862.jpg


・・・・・光線被りや現像ミスの思いがけないトラブルが、次の創作の糧になります・・・・・・


a0217029_632012.jpg


a0217029_326292.jpg


本格的な秋が来て、遣り残していた長い宿題に少しだけ答えが出せました・・・
皆さんが連休で愉しんでいる間・・・私は宿題の居残り勉強でした・・・・
誰も褒めてはくれませんので、自分に大変良く出来ましたの花◎を上げたいと思います。


2012/ 10 / 08               (C) Photo by Tairyo ONO

a0217029_6102364.jpg

まだ、暗室の中でのプリント水洗の途中ですが・・・・お気に入りの写真が数点出来ました。

例の危なくて使えないフィルムの中の数カットですが・・・幻想的な仕上がりの1カットと
たまたまSONYのデジカメの広角レンズで撮影していた画像が、今回撮影に使用した
自作木製ピンホールカメラの広角領域の画角が、偶然にもほぼ一致することが判明しました。

a0217029_6342580.jpg


a0217029_6124898.jpg


a0217029_6134973.jpg


撮影時のカメラの縦位置、横位置の違いこそ有っても、ほぼ同じ画角で写真が写る事は
これからこの自作木製ピンホールカメラ1号機は、使えるカメラになると云う事です。

キチンとしたフィルムをホルダーに装填して、撮影時間(エアーレンズのB/バルブ)さえ
しっかり把握出来れば、それなりの作品が作れる事になります。

a0217029_6311285.jpg


a0217029_6323288.jpg




a0217029_63648.jpg


a0217029_6371477.jpg


a0217029_6384218.jpg

・・・・・・まだ、水洗の途中ですが、かなり幻想的な仕上がりの写真に為る予感が・・・・
・・・・・先日の、台風一過の我が裏庭の木漏れ日をピンホールで撮影しました・・・・


本日は、時間もかなりの押し気味で・・・・これから暗室作業の後片付けをしてから、眠りに入ります。

もうすぐ午前7時です・・・急に冷え込み、風邪を引いたらしくクシャミを連発です・・・止まりません。
・・・・なので、もう寝ます・・・では、これにて・・・・


2012/ 10 / 04            (C) photo by Tairyo ONO


a0217029_6533856.jpg

一番気に懸っていたのは、カメラボディからの光線漏れでした。

撮影時は、8x10のカットフィルムを装填したフォルダーから、かなりの長時間ピンホールの穴から
光が差し込む訳です・・・幾らエアーレンズの絞りの穴が小さいからと云っても、逆に
お手製の木製カメラボディから、予想外の光線漏れが有るかもしれないから・・・???

1分近い、解放エアーレンズ(F350相当)の露光時間での撮影も、光線漏れ無し結果OKでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

台風が過ぎ去るのを仮眠を摂りながら待ち、夜中過ぎ、街が静かに為るのを待ってから作業開始
久し振りの8x10フィルム現像に下準備が結構大変でした。

作り置きの、自家現像液D-23・・・・液温度も理想的な20℃・・・・此処しばらくは暗室作業も
液温度を、それ程気にせずに作業が出来ます。

本日は、猛暑の頃、ネットオークションで落札した現像用の電動ドラムの始めての作動テスト・・・・・
本来はカラープリント自家現像がメインの機械なのですが、私はもっぱら8X10のフィルム現像用に

昔は自作のアールを付けた発泡を台にして、ゴロゴロと転がしておりましたが
以前はこの電動回転式のモ―タ―自体が高価で、なかなか手が出なかった記憶が・・・
オークションでは、かなりのお手頃価格で落札出来て、デジカメ全盛の余波が、この様な機材にまで
影響が及び始め出して来たのですね。

8X10フィルム現像の結果報告としては、カラープリント現像と比較するとフィルム現像時は
現像液が少なめだと、かなり現像ムラが出来やすなる傾向に・・・・
モーターは全自動で反転してくれるので、現像時間さえ気を付ければ問題は無し・・・
ただ、機械自体を水平に保っていないと・・時々、タンク自体がシンクに落下するので要注意です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

a0217029_3105550.jpg

・・・・台風が来る前に、兎に角急いで撮影・・・・・

a0217029_2575433.jpg

・・・・・・撮影に使用したのは、超広角タイプと、広角タイプの両方を使用出来る1号機・・・

a0217029_3171110.jpg

・・・・・ネットオークションで落札したお買い得、現像タンク用の電動モーターベース・・・・

a0217029_259576.jpg

・・・・・・・作業前の下準備・・・・・

a0217029_302868.jpg

・・・・・液温調節・・・・・・御湯も自由に温度調節が出来、今までの不便さが嘘のように快適です・・

a0217029_323827.jpg

・・・・・モーター音も静かで快適です・・・・

a0217029_334418.jpg

・・・・現像タンク・・・8X101カット用・・・・

a0217029_35221.jpg

・・・・・現像タンク・・・・8x10・・・2カット可能タンク・・・

a0217029_364916.jpg

・・・・某国産のタンクは液漏れがひどく使えないので、水洗専門に・・・・・
・・・・もう1本外国製の現像タンクを買わないと、少し不便かも・・・・


a0217029_3123985.jpg

・・・・・露光不足・・何しろ、かなり昔のフィルムですから実効感度も不明です・・・


a0217029_314997.jpg

・・・・・カメラを地面に置いて、空に向けての面白いアングルです・・・・



久し振りの8X10フィルム現像でしたけれど、この8x10フィルムは・・・もう6年以上も前から
ドライリビング保管庫の中で、眠り続けていた曰く因縁のあるフィルムで、ウッカリ仕事には
使えない危ないフィルムだったのです。

もう、6年も前の事、写真専門学校で講師をしていた時の、他の講師の方の授業で8X10の
撮影が在ったらしい・・・・(4x5カメラもまともに扱えない生徒が多い中で・・・???)

当然、まともな撮影が出来た筈も無いので・・・生徒達が余ったフィルムを私にに買い取って貰う
べく相談に来ました・・・・話を聞けば、一度はダークバックの中でカットフィルムを装填して
数人は撮影をしたらしいとの事・・・・・買い取りを拒否するのは簡単だけれども・・・

1カットのフィルム代で数百円・・・・・・簡単な食事が摂れる生徒にすれば、使わないフィルムは
腹が減った生徒達にすれば無用の存在で・・・・お願いですから先生買って下さい・・・!!
怖くて使えなかったフィルムは・・・・・・6年振りに光を浴びました・

台風接近の試し撮り・・・・そしてフィルム現像の結果4カット中2カットは既に感光され真っ黒で
ほぼ予想通り・・・・どうせ駄目なら残りの8カットも全部撮影して、気分良く終わりたいと
台風一過の10月1日、オリジナル木製8x10ピンホールカメラで撮影・・・・・
現像ムラを注意しながら・・・・・・久し振りの8X10フィルム現像後に密着プリントで遊びましょう。


            2012 /10 / 01             (C) Photo by Tairyo Ono


a0217029_442754.jpg

やっと、完成を迎え・・・明日、試し撮りの予定です・・・台風が接近の気配らしいけれど・・・・
取り敢えず、フィルム現像は後日でも良いので・・・・撮影だけでも、何とか、遣りたいのです。

何しろ完成までに、2年がかりのピンホールカメラなので、愛着も半端では有りません。

去年の秋には、アルミ板で作ったお手製の・・リンホフボードに装着出来るピンホール専用の
アダプターまでは完成していたのですが、昨日のブログで書いた様に、多忙X2・・・多忙X3の毎日で
優先順位がどんどんずれ込み・・・・気持は焦るばかり・・・・
何をそんなに生き急いでいるのかと、自分でも不思議なほどに、日々の時間の経過が早く感じます。

取り敢えず、出来上がったオリジナル木製ピンホールカメラのお披露目です!!

a0217029_3138100.jpg

・・・・薄く何度も塗り重ねた透明ウレタン塗料がシットリ感を醸し出しています・・・・ 


これで直ぐに撮影出来る訳では無く、解る人が見ればカメラはマダマダ未完成・・・・
ピンホール写真の命とでも云うべき、エアーレンズ(針穴)が装着されておりません。
お宝のエアーレンズ(針穴)は、沢山の種類を保管しており、何時でも装着が出来ます。

8x10が3台、4X5が5台、マミヤ67のフィルムカートリッジと一体化させた6X6,5が1台
マダマダ、未完成で段ボール箱の片隅で完成を待っているカメラが数台有ります・・・
銀塩カメラが無くなろうが、フィルムが無くなろうが、感光乳剤さえ手に入れば写真は写せます。


完成したピンホールカメラの自慢話はこれ位にして・・・・時系列で細かな部分の作業紹介です。

a0217029_332956.jpg

・・・・・去年の秋ごろに、リンホフボード用にサイズカットしてあったアルミ板・・・・

a0217029_327489.jpg

・・ピンホールカメラのエアーレンズ(針穴)の金属板を取り付ける穴の位置を決める為の中心点・・


a0217029_4284193.jpg

・・・・電気ドリルで穴を開けた痕のバリを削る・・・・・

a0217029_3302664.jpg

・・・・・・エアーレンズ(針穴)を平面で綺麗に装着させる為には、手抜きは無しです・・・

a0217029_3334082.jpg

・・・・・オリジナル木製ピンホールカメラに、自作のリンホフボードをピンホールカメラに装着・・・・

a0217029_3364588.jpg

・・・・再び、完成したカメラ達の揃い踏みです・・・・・この、自慢げに並んで知るカメラの中から
目敏い方は、1台のレンズが付いたヘンテコなカメラを見つけた事と思いますが・・・・
・・・・このヘンテコなカメラは、ある時はピンホール・・・またあるときは広角用の木製カメラに変身?



このヘンテコなカメラについては、昨年の夏にブログで撮影風景を御紹介したので、本日は割愛させて
頂きますが、どうしても気になる方は、昨年の夏ごろのブログをご覧下さい・・・・・


では、本日はこれにて・・・・・・・9月が去って行きます・・・・・


2012/ 09 /30               (C) Photo by Tairyo ONO

a0217029_4105998.jpg

アトリエの荷物整理を後回しにしていた分・・・・忙しさもX2の毎日です。

普通の引越しならば、次に移動する為の住空間を意識していれば、要るものと要らないものを
上手に分けて処分が出来ますが、workshop開設の為に増えた機材を置く場所と、旧暗室に置いあった
沢山の作品の置き場に苦心惨憺・・・今のところ、従来のアトリエは物置と化してしまいました。

まあ、今年の年末の大掃除の時までに、全てが綺麗に片付く事を願いながら・・・・頑張ります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

思い起こせば去年の夏・・・・猛暑の中、夏休み宿題工作と命名して、暇にあかせて
木製ピンホールカメラの制作に没頭しました。

木製4X5ピンホールカメラは、以前にも、4X5カットフィルムを装填出来るタイプを数台作りましたが
昨年は、本格的な木製8X10ピンホールカメラ (カットフィルムの装填可能)を3台制作・・・・

フィルム面までの焦点距離が、蛇腹カメラの様に自由に調節できる話訳ではないので、最大3カ所の
フォルダーをセット出来る溝を作り、広角、準広角、標準の設定が可能なカメラを完成。

カメラの外観にも拘り、少しアンティ―クな仕上がりになる様に、塗料の塗りこみと塗り重ね
紙ヤスリを使い、ワザと擦ったりして古色仕上げ、今思い出しても・・愉しい夏休みの宿題でした。

で・・・完成したのかと、聞かれれば・・数点はアルミ板でカメラ完成の寸前まで行きついたのですが
秋も深まり、そろそろ本格的なWorkshopの設立準備の為の、細かな設計や打ち合わせの
雑用で気が付けば・・・・制作途中のピンホールカメラは、沢山の荷物に紛れ記憶の彼方・・


DIYでの壁紙貼りや、暗室機材機材の調達に忙殺され・・・・猛暑の中、息つく暇も無く東奔西走
夜中は夜中で、ネットオークションで暗室作業に必要な細かな機材のチェック・・・・
次々と荷物が到来、後片付け・・・・またまた荷物が到着・・・・段ボール解体・・・

ほぼ、全てが終了したころに・・・・・ギャラリーコーナーの片隅に忘れ去られた下の様にビニールに
梱包されたままの沢山のピンホールカメラ・・・・・埃まみれに為ってはいなかったけれど
置き去りにされた哀れさは・・・・・やはり若干漂っていました。


取り敢えず、カメラ全てを並べて・・・・水性ウレタン塗料でお化粧です。
薄く何度も塗り重ねるのが綺麗に仕上げるコツで・・・・街で見かける中年のオバサンの様に
是でもか!!の様な厚化粧は絶対に遣ってはイケません。

a0217029_324013.jpg

a0217029_3252244.jpg

a0217029_3255073.jpg


・・・塗りたてホヤホヤでギラツイテいますが、木部に浸透すれば意外と余り目立ちません・・・
・・・この作業を幾度か繰り返すことにより、シットリ感が漂う美しい仕上がりになります・・・




a0217029_332655.jpg

a0217029_3334740.jpg


壊れていたと勝手に思い込んでいた・・・富士67カ―ラ―引伸機。
散光式の光の柔らかさは捨てがたく、カラ―引伸機は無段階で諧調が変えられるので・・・・
生産が中止のべセラーの散光式ヘッドとの併用で、柔らかく優しいプリント表現に使用します。

今、3台目の引伸機のスペースを考慮中・・・・・当然プライベート暗室の中に設置の予定だけれど
既に2台鎮座している引伸機がかなりのスペースを占領しているので、キャスター式の
設置台を作るプランで・・・・また、また、DIYの仕事が増えます。

あれほどの残暑も、この数日は蛇口を捻ると出る水が・・・次第に心地よく感じる水温になりました
暫くは、暗室作業も遣り易い季節がやって来ます。
昨年までの壮絶な暗室作業からやっと解放されて・・・心地よい環境の下で、暗室作業が送れます

・・・・・いろいろな意味で、頑張らなくてはならない・・・・・2012年の初秋です・・・・・



2012/ 09 / 27                 (C) Photo by Tairyo Ono


a0217029_483815.jpg

昨日の続きのピンホールカメラ制作・・・・たび重なる雑用に時間を摂られ、完成予定より大幅に遅れましたが
9月9日の頑張りで、何とかカメラ工作の宿題の終わりのレベルまで・・・あと、少しに辿り着きました。

全体の流れを作業工程に沿って・・・・ご案内します。



a0217029_3293336.jpg


・・・・作業工程としては、昨日の続きのレンズボード装着可能カメラ・・・・2台目カメラ・・・・





a0217029_3301013.jpg


・・・・昨日と全く同じ、円形の刻みを入れて、空間のくり抜き作業・・・・・・・


a0217029_3311817.jpg


・・・・残り3台のピンホールボディは、シンプルなピンホールカメラ・・・・カメラの中心の当たりを探す・・・・


a0217029_332747.jpg


・・・・この4X5カメラボディに、自分でカット・穴開けを施したアルミ板を中心位置に接着・・・・・



a0217029_333281.jpg


・・・・取り敢えず、全体のカメラの外観です・・・・このボディは以前制作したフィルムフォルダーの動きが悪く
モールを全て交換して、作動部分を改めて・・・・リニューアルした Simple type の4X5カメラです・・・・



a0217029_3334861.jpg


・・・・Simple type の4X5ピンホールカメラが3台完成・・・・・アルミ板の塗装は明日・・・・・



a0217029_3343496.jpg


・・・・そして2台のレンズボード取り付け可能ピンホールカメラは、ボード取りつけ部分の、細かな細工と
未塗装のある個所を直すため、これも明日に・・・計5台がほぼ完成です




a0217029_3352138.jpg


・・・・・出来上がったピンホールカメラの針穴から見える最短距離の画像をデジカメで確認・・・・・
実際の撮影では、画像の丸いケラレは出ませんので、ご安心ください!!




a0217029_336092.jpg


・・・この銅板に穴を開けた、Heir Lens (ピンホール)は、余り画像が流れない優秀なHeirLensです・・・
・・・・・workroomの窓から撮影、アトリエの門と母屋が見えます・・・・



a0217029_3394081.jpg


・・・・後は、カットフィルムをフォルダーに装填して、適正露光で撮影すれば・・・出来上がりです・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここから先の残りの作業は、ただひたすら銅板に向かい、素晴らしい Heir Lens を作る事です
木工作業から解放され、ライトボックスに向かい・・暫くは、気が遠く為るような地味な作業で
0,2mmから始まり、どれだけ美しい同心円の穴が光に通過させられるか・・・・愉しみです・・・


では、本日はこれにて・・・・おやすみなさい・・・・


          2011 / 09 / 10 ・       (C) PHOTO by Tairyo Ono


a0217029_4585418.jpg

蒸し暑い、workroomに戻り、汗をかきながら・・・・・4x5ピンホールカメラの木部着色塗料を・・塗り重ね・・
塗り重ね・・・濃い目の木目に為るくらいの、濃度の強さの方が・・・粗めのサンドぺ-パーを当てた時に
意外と使用感が感じられ・・・渋めの仕上がりになります。


水性染料なので、刺激臭も無く・・・塗っては乾かし、塗っては乾かし・・・暑い季節にはお誂え向きの作業・・・
すでに、ある程度完成した、カットフォルダー3WAYタイプの1台を除き、残り4台のカメラボディーの塗装・・
外は、ピーカンと云う程の晴れでもなく・・・かと言って曇りでもない・・・中途半端なお天気で・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


少し時間が空いたので・・・最近、余り触って居ない制作途中の、木製8x10ピンホールカメラで悪戯を・・・
フォーマットが8x10のカメラなので、その3台ある中で1番、焦点距離が長いボディー(仮称2号機)を使い
workroomの窓から何気なく、アトリエに面した窓を眺めながら・・・・ふと、悪戯を考え付きました。


あくまでも、本来のピンホールカメラの機能は、暗箱の小さな穴から差しこむ光をフィルムまたは印画紙に
長時間感光させて、画像を確保するのがカメラとしての本来の目的なのですが・・・・
出来上がりのカメラボディ2号機が、余りにもクラッシックカメラの表情・・・趣がそのものズバリだったので


レンズボードも普段からリンホフタイプを使用しているので・・・悪戯心も伴い、ピンホールカメラでは
絶対にあり得ない・・・・・4x5用の150mm、f5,6シャッターを装着させ、カメラの裏蓋から
トレーシングぺーパーを前後に移動させながら、画像が映るピントの位置を確認・・・・・


本気での調整では無いけれど、8x10インチカットフィルムが装填出来る、ほぼ、11センチの位置で結像!!
4x5用150mmレンズなので、8x10カメラのイメージサークルから当然足りず・・・・かなり画像のケラレが
確認出来ますが、このカメラで写真を撮ろうと思えは、レリーズを付けて撮影が出来る訳なのです。


原理は至ってシンプルな暗箱・・・・蛇腹が付いていれば、立派にピント合わせが出来る、働けるカメラです・・・
時間に余裕が出来、明日お天気が良ければ・・・・この遊びの続編を遣りたいと思います・・・・



a0217029_482179.jpg



a0217029_492939.jpg



a0217029_4101790.jpg



a0217029_4105675.jpg



a0217029_412539.jpg



a0217029_4124955.jpg



a0217029_503173.jpg



2011 / 09 / 05    ・     (C) PHOTO by Tairyo Ono


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・私のworkroomの地デジ対応のPCのトラブルの事でしたけれど、火曜日のケーブルTV工事の工事で
何とか、通常に回復するみたいです・・・・ケーブル配線工事が途中で作業中止の様でした。
これで、安心してPCのハードディスクに録画が出来ます・・・・ではでは・・・・



a0217029_4315394.jpg

水性の木部着色塗料、マホガニーブラウンタイプを塗っては乾かし、塗っては乾かしの・・・・繰り返し作業で
ある程度の木部の色調に深みも出て来たので・・・紙やすりを使いながら、接着剤の汚れや、バリの部分を
ゴリゴリとひたすら削る地味な作業に没頭しました。

木製4x5・・・・3WAYタイプのピンホールも内面の黒マット塗装も、本体のマホガニー調の
ブラウン塗装も木製8x10ピンホールカメラと同時進行で作業が・・・

これ、何に使うんだろうと思いながら購入した木工用の様々な道具類が、意外と作業効果を発揮して
今までの半分の労力で簡単に仕事が片付き、何とかと鋏は使いようでは無いけれども、ハンズの大工道具
売り場には、まだまだ使えそうな小物が沢山あります・・・・

横浜の郊外には、DIY専門の大型ホームセンターや店舗がかなり有りそうだけれど・・・
私も、そこまで暇人ではないので、態々と郊外に足を運ぶ暇も時間も有りません・・・・・
ピンホールカメラの制作の材料さえ手に入れば良い訳なので・・



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



何か大型の台風が、今週の半ば頃から本土に上陸の可能性が・・・・・確実とのことで
少し予定を早めて、火曜日に東京の美術館に出掛けましょう・・・・・念のため、出掛ける予定の展覧会は
例の印象派の展覧会ではありません・・・・この話は、また後日に・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


誰が当選しても同じ穴の貉達・・・・・・管カラ管のごね得の後は、影の御大将の・・・・傀儡政権の出番だそうで
どいつもこいつも叩けば埃の出る連中で、不幸社会のスパイラル現象・・・・・

まさか、まさかの・・・・空き管総理の最後っ屁・・・馬鹿面下げて原発汚染廃棄物の「中間貯蔵施設を福島に」
頭の悪さ、思慮の無さ、思いやりの欠片も持たない管カラ管は・・・・どの面下げて、東電の片棒を担ぎ
天文学的な数値の放射能汚染を黙認して、後は知らん顔が出来るのか・・・

あの沖縄から基地を無くすと大見栄を切って辞任した鳩山以上に、政権担当能力の微塵も持たないまま
大災害の壊れた瓦礫のまま、放射能ダダ漏れのまま・・・誰一人として総裁辞任を惜しむ声も無いままに・・・・
自画自賛の辞任表明を読み上げたのか・・・イタチの最後っ屁でも、もう少し遠慮が有るだろうに・・・・


我々、国民の与り知らぬ所での新総裁の決定・・・・・もし、この国に本当に本当も、神が存在するならば
・・・・民主党が勢力争いの段階で、ガラガラポンで大揉めで解体して・・・・一気に解散総選挙になれば
少しは、まともな政治家が現れそうな気がしますが・・・・・・夢は夢として終わり・・・・早晩、奈落の底に
この国は沈んで行くのでしょう・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



お互いの距離を保ちながら、争いも無く・・・・・ダル君黒ネコ(♂)は次第に、お互いの存在の
認識をし始めています。
ダル君もクロ君も捨て猫のボランティアの方の手により虚勢手術も既に済んでいて・・・
至って性格は大人しそうな感じです。

始めからの野良猫だったダル君と、飼いネコで有りながら捨てられて我が家に辿り着いたクロとは
これから始まる厳しい秋から冬へと向かう、野良猫にとっての劣悪な環境を、この我が仕事場で
肩を寄せ合い一緒に暮らせば良いことで・・・全ては運命であり、神の思し召しなのです。

昨年の夏から、今年の春に掛けて次々と愛する猫達を失い・・・寂しさに、かなり、凹んで居たときに
次々と猫達が訪ねて来るようになりました・・・・・・



a0217029_434567.jpg



デジカメの撮影履歴を遡れば、ダル君が我が家の庭の餌場に始めて姿を表したのが今年の5月頃で、
好奇心旺盛なダルは人の行動を良く観察していて、6月に暗室の片付けが始まり、天井板の解体の頃には
すっかり顔なじみに・・・・今では、猛暑で仕事に為らないため、一時中断中の暗室の荷物を取りにくれば
必ず一緒に連れ立ってきては・・・何やら一人で声を上げながら、部屋中を駆けずり回っています・・・


2011 / 8 / 29 ・    (C)   PHOTO by Tairyo Ono


a0217029_591430.jpg

久し振りの晴天に、何はともあれ・・・・・木製8x10ピンホールカメラ3台の・・・反射防止の内部マット塗装
マスキングテープでしっかりと、塗装のハミダシが出来ない様に・・・と云っても、単なる四角い箱と違い
カラクリ箱の様に、彼方此方に仕掛けの部分が有り・・・・完璧に、全てを隠すことは無理でした・・・

ともあれ、幾度も幾度も、スプレーで塗り重ね・・・・それなりに満足の行く仕上げでした
今日の、真夏が戻って来たような暑さは、塗装作業には持って来いの絶好の御天気で
これも、日頃の行いの良さを、写真の神様が観ていてくれたのだと・・・・心から感謝です。


a0217029_1333995.jpg



a0217029_135321.jpg



・・・・・・・・木製8x10インチピンホールカメラの内面塗装終了・・・・・です・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


木製8x10インチピンホールカメラの、内部塗装が乾く時間を、無駄にしては罰が当たるので・・・・
少し汗を流しながら、木製4x5インチピンホールカメラの最新モデル機を製作しました。


a0217029_1375126.jpg


      ・・・・3WAY方式のレール(モール)取りつけ・・・・


a0217029_1404114.jpg



a0217029_142987.jpg



a0217029_1515286.jpg




・・・・・4x5インチカメラが入るかどうか・・・・・仮枠サイズに仮止め・・・・・

木製8x10インチ2WAYタイプ(3号機)ピンホールカメラのアイデアを、より発展させた最新モデルは
・・・計3枚の4x5インチカットフィルムホルダーを収納しながら、広角、標準、望遠の3タイプの撮影領域を
撮影できます・・・・・3WAYタイプですから当然、どの撮影領域でも選択が自由です。



a0217029_1454488.jpg



a0217029_1463882.jpg



a0217029_2161213.jpg




・・・・木材の切断、組み立て完了・・・・・



木製8x10・・・・3号機の発展型カメラはサイズが4x5サイズなので、意外と木工の工作が簡単で
カメラ自体の重量も軽く、片手で簡単に動かす事が出来るのでサイズなので
・・・・予備の木材もかなりある事だし・・・・また、また創作意欲が噴き出し始めて来たので・・・・
夏休み最後の8月31日まで作業を延期して・・・・・木製4x5ピンホールカメラを作ります!!


次に、どんなカメラ作りのアイデアが飛び出すのか・・・・自分でも見当が付きませんが・・・
今、手持ちの材料全てが、予め約束されていたかの如くに・・・・何一つとして、無駄なく使える不思議さは
作業をしていて心地よく、スムーズに事が進行して行きます・・・・。


メインの木製8x10ピンホールカメラも、最終のニス仕上げに入ります・・・・
この夏は、久し振りにデジカメで・・・・この作業風景を沢山撮りました。

簡単デジカメ撮影は、この夏休みで・・・・・そろそろお役御免・・・・9月からは平常通りの作品作りに・・・
暫くは、木製自作8x10ピンホールカメラで・・・・モノクロネガの撮影に本格的に挑戦するつもりです・・・


では、本日はこれにて・・・・・作業終了です・・・・・


2011/ 08 / 24 ・   (C)  Photo  by  Tairyo Ono


a0217029_158942.jpg