<   2017年 01月 ( 9 )   > この月の画像一覧

明日からは、当たり前のように2月です・・・すっかりと、日増しに日照時間が長く感じます。
まだまだ、これから春本番までには時間が掛かりますが、節分を迎え季節は間違いなく春支度です。
例年になく、1月早々から暗室に籠り銀塩モノクロプリント作業に集中して来ましたが、まだまだ
完成までには道半ばです。

大四切を使用したモノクロバライタ印画紙の作業は、意外と時間が掛かり過ぎですが、漆の黒の光沢
にも似たプリントの仕上がりを、自分の目で確認すればやはり正解だったと感じざるを得ません。
残りの在庫分の80枚近い未使用分のプリント作業がありますが、ここからは慌てずにゆっくりと
作業を愉しみながら行いたいと思います。

少し溜まった雑用を消化しました。
以前から気になっていたギャラリーの看板が、雨露に晒されて何だか情けない状態に・・・
下準備は予めしてあったので、電動ドリルと工具を早速使いDIYの実行です。


a0217029_16581800.jpg
a0217029_17002275.jpg
a0217029_17014097.jpg
a0217029_17034296.jpg
あっという間にDIYの終了です。

2月からのプリント作業に備えて、暗室内の大掃除を慣行です。
作業導線を少し移動させて、2階の銀塩倶楽部へ沢山ある薬品ポリタンクや不要の品物の分類・・
暗室が少しだけ、すっきりと片付きました。


a0217029_17143185.jpg
a0217029_17153637.jpg
a0217029_17182210.jpg
モノクロバライタ印画紙のフラットニングのついでに、以前から気になっていた和紙に感光乳剤を施し
プリントした作品群の分類と整理・・・そして、和紙作品のフラットニング処理も。

a0217029_18114027.jpg
a0217029_18140043.jpg
a0217029_18162430.jpg
少しでも作品を売って、資金を調達しなければこの先いつまで銀塩写真を続けれれるのか、全く行く先が
見えません。
頑張って仕事を続けて行くにしても、限界を感じる今日この頃です。
久し振りの弱音を吐いてしまいましたが、本日は此れにて失礼いたします。

Jan . 31 . 2017 (C) Photo  by  Tairyo ONO  小野 泰良
ART GALLERY Atelier19
ART PHOTO HOUSE Atelier19
www.tairyo-ono.jp/
a0217029_18310887.jpg
a0217029_18325339.jpg

手間のかかるバライタ印画紙のプリント作業に敢えて作業の重点を置いたのは、作品の
長期保存とオリジナル銀塩プリント販売を考慮に入れながらの事でした。
自分の寿命と残された創作活動の時間を考えれば、少し遅きに期した感がありますが、今なら
未だ、間に合うかも知れない・・・40年以上も前に撮影した渡欧作品の再プリントです。

幸いにネガの管理が良かったのか、恐れていたカビの発生も殆ど無く作業は順調で、唯一の作業
トラブル発生は、購入していた印画紙からの考えてもいなかった、予想以上のトラブルでしたが
28日の暗室作業は順調そのもので、気持ちの良いくらいのお気に入りのプリントが完成しました。

バライタ印画紙のプリント作業は、定着液の疲労度はWPペーパーの比ではなく、ましてや
旧液と新液のダブル定着そして、プリントの水洗時間も呆れるほどの長時間ですが、DIYで
作り上げたプリントウオッシャーで、お任せの作業・・・空いている時間を有効利用して、他の
作品の整理整頓と、乾燥が済んだプリントのフラットニングのプレス作業。


a0217029_20363843.jpg
1974〜1975年 タイトル(偏西風) 作業途中のプリントです。

a0217029_20380448.jpg
a0217029_20394098.jpg



a0217029_20461161.jpg

a0217029_20421713.jpg
a0217029_20404862.jpg
a0217029_20435023.jpg
印画紙用、自家調合自家現像液の作成作業・・・A液(メトール系単体現像液)と
B液(ハイドロキノン単体現像液)の混合比により、幅の広いプリントのコントロールが
可能になります・・・が、此れにダイロックカラーフィルターで号数のコントロールを
プリント作業は無敵です。

昨日、今日と久し振りに充実した暗室作業が出来ました。
ハイドロキノン系の現像液現役を10リットル分調合終了、メトール系の現像液は
既に10リットル以上は作成済みなので、此れで多分すべてのプリントは出来るはずです。

では、本日は此れにて失礼いたします。

(C) Photo by Tairyo Ono 小野泰良
ART GALLERY Atelier19
ART PHOTO HOUSE Atelier19
www.tairyo-ono.jp/

a0217029_13332075.jpg
a0217029_13344099.jpg



暗室作業中には気が付かない微妙な露光被りの原因が、当初はカラー引き伸ばし機のフィルター部の
故障かと考え、引き伸ばし機を交換して作業を続けましたが、原因不明のまま相変わらずの被りが・・・
残り少ない印画紙のストックは此れからの作業に大きく影響します。

暗室作業を一時中断して、本格的に原因の究明を・・・先ず、考えられる引き伸ばし機を
富士のダイロックカラー引き伸ばし機に再び戻し、フィルターダイヤル設定をすべて00にしました。
フィルター濃度の取り外しが面倒くさいけれど、取り敢えずはプリント被りの原因究明が大切なので
原点に戻り、テストプリントの作成です。


a0217029_12083003.jpg
a0217029_12094292.jpg
a0217029_12405818.jpg
印画紙の露光被りが同じ位置から発生するのであれば、原因の究明は簡単なのですが、違う位置からの
の露光被りは頭を抱えるばかりで、原因が判明しません。
ただ漠然と感じたままのシンプルな答えは、購入した印画紙に原因があるのでは・・・

かなり以前に購入したベルゲールの印画紙は、ずっと冷蔵庫に保管してあったので再使用に際し
印画紙の感度が低下していたことは否めませんが、この印画紙からの被り現象は有りませんでした。

そうなれば答えは簡単で、以前ネットから手に入れた今では生産中止になったAgfaの印画紙が・・・
???
そして、この印画紙から作画した現像被りが現れたプリントが続出したのです。
それも、同様な位置からの露光被りではなく、あちらこちらからの神出鬼没の露光かぶり
現われました。
購入段階で、一箱50枚入りの箱での同じエマルジョン番号の印画紙を二箱購入、10枚近い
遣れプリントが発生しましたが、まだ、未使用のこの残りの印画紙を神に祈りながら作業を
続ける以外有りませんので。

まあ、引き伸ばし機が原因でないととだけは判明しましたので、気分転換を兼ねて
散らかった室内の大掃除と荷物の配置を変えてみました。
張りつめていた緊張感を少し緩める為に2日間暗室作業を中断しましたが、その間も雑用に追われます・・・

乾燥したバライタ印画紙はRCペーパーと異なり後処理に意外と時間が掛かります。
高価なプリントプレッサーなどは以前から持っていませんので、2台あるズボンプレス機を流用して
効率良く作業は進みます。

a0217029_12593357.jpg
a0217029_13005639.jpg
a0217029_13015676.jpg
a0217029_13030943.jpg
此れで大四つ印画紙を同時に2枚フラットニング出来ます・・綺麗にプレス出来ます。
当然、間にサンドする紙は無酸性紙を使用します。

沢山のプリントをプレスさせる間、時間を有効利用する為に、ギャラリー内を整理整頓。

a0217029_13111498.jpg
a0217029_13115584.jpg
a0217029_13123538.jpg
a0217029_13132203.jpg
a0217029_13142803.jpg
a0217029_13150730.jpg
a0217029_13170091.jpg
ギャラリー内を撮影するのも久し振りで、2017年に入り自分の作品をじっくりと眺めました。
今回のバライタ印画紙での懐かしいパリのプリント作品が完成しましたら、当ギャラリーで
作品を展示いたしますので、お楽しみにお待ちください。

では、本日は此れにて失礼いたします。

Jan. 27 . 2017 (C) Photo by Tairyo Ono 小野泰良

ART GALLERY Atelier19
ART PHOTO HOUSE Atelier19
www.tairyo-ono.jp/

a0217029_13332075.jpg
a0217029_13344099.jpg



More
久し振りのバライタ印画紙のプリント作業に、かなりの苦労をしながらも、日々、暗室作業に
勤しんでいますが、メーカーの異なる印画紙の調子を揃える事の困難さは初めから諦めて、兎に角
無駄な時間ばかりが過ぎて行きます。

トラブルは次から次へと思いがけずに起こります・・・苦労して暗室内で作業を終えて、プリントの
乾燥後に起こるドライダウンも考慮に入れながら、翌日のプリントチェックの段階で、次々と起きる
頭を抱えての難問題・・・仕上げたプリントに原因不明の焼きむらが発生しました。

苦労して仕上げたプリントなのに???
暗室作業は中断して原因究明・・・数種類のプリントを横に並べて色々と試行錯誤した結果の答えは
カラー引き伸ばし機のマゼンタ部のフィルターが原因であることが判明しました。


a0217029_23171448.jpg

a0217029_23190370.jpg
a0217029_23205924.jpg
a0217029_23232790.jpg
a0217029_23274319.jpg
引き伸ばし機は既に生産中止になっていたけれど、使い勝手が良く重宝して使用していた
富士ダイロックカラー引き伸ばし機でした。

マゼンタ領域でダイヤルを回しながらの作業は効率よく、プリント作業が出来ました。
多分、このフィルター濃度を上げるダイヤル部分がどこかで壊れ、重なってズレ込んで
濃度の調整が出来なくなってしまったのでしょう。


a0217029_23414052.jpg
まあ、引き伸ばし機は何台も沢山の台数を所有していますので、暗室作業で困ることもなく
LPLのVC7700に選手交代、露光テストプリントでの結果は思っていた通り、フィルターが
トラブルの要因でした。

そんなこんなで、プリントの完成予定も大幅に遅れています・・・正月早々から頑張って
バライタプリント紙に作業集中していたのに、3分の1はヤレ印画でゴミ箱の中に。
200枚準備していた大四切りバライタ印画紙は、残すところ140枚程度しかありませんが
乏しい資金の中で、これ以上の購入は無理・・・何とか完成させなければなりません。

引き伸ばし機のトラブルが主な原因での、このやるせない1週間・・・時間は戻って来ませんが
気分を変えて明日からまた、銀塩主義に挑み続てます・・
では、本日は此れにて失礼いたします。


Jan .21 . 2017
(C) Photo  By  Tairyo ONO 小野泰良
ART GALLERY Atelier19
ART PHOTO HOUSE Atelier19
www.tairyo-ono.jp/

a0217029_16273298.jpg
a0217029_16282117.jpg




バライタ印画紙用の自作DIYプリントウオッシヤーは、取り敢えずバライタ印画紙のプリントの水洗に
伴う給水、排水の稼働させそれなりに順調に作動はしていましたが、大四つ切りサイズのプリントサイズ
に若干足りずに、何となく不完全な状態でした。

先週の土曜日に改めて、みなとみらいのホームセンターへ材料購入のついでに、立幅の長い
コンテナケースを探していたところ、理想的なサイズを見つけ早速に購入しました。
自宅に戻り、すでに前回セットを済ませたケースを取り外し、改めてサイズが大きなコンテナケース
に作り替え給排水の流れを改めてチェック・・・安価で自作のプリントウオッシャーが完成しました。


a0217029_15562037.jpg
a0217029_15574423.jpg
a0217029_15594084.jpg
御用済みのコンテナケースは、別の用途で再使用します。


a0217029_16025513.jpg
a0217029_16055272.jpg
a0217029_16042058.jpg
a0217029_16081578.jpg

大型の寒気団が日本中を包み込んで、本当に寒い毎日が続いていますが、こんな時こそ
身体を動かして、元気はつらつな自分を確認します。

先日ホームセンターで購入した、シナベニヤを自作額装の為の釘隠し用のパーツを細かく裁断しました。
40数枚に及ぶ細かな裁断は、体力勝負の作業でしたが何とか人力での鋸引き作業・・・
暗室作業は17日から2日間集中して、籠る予定です。

では、本日は此れにて失礼いたします。

(C) photo by Tairyo ONO  小野 泰良
     www.tairyo-ono.jp/
   
   ART GALLERY Atelier19
   ART PHOTO HOUSE Atelier19

a0217029_16273298.jpg
a0217029_16282117.jpg

購入した物は、ほとんどが日用品と猫達の為の食料品でしたので、ほぼ、お散歩程度のお出掛けでした。

先日、ブログでパルナックカメラの事をUPしたところ意外と沢山の反響がありました。
まあ、メンテナンスさえシッカリと行っていれば、直ぐにでも撮影が可能なシンプルな機構で
丈夫で確かなカメラですからね・・・流石にメイドイン.ジャーマニーは半端ではありませんね!!

ついでにロシアレンズに関する追記です。
久し振りにしみじみと、もう1本しか残っていないロシアレンズについてですが、私が現在保有している
このレンズも、多分、ジュピターだと思いますが 50?F1,5 の明るい標準レンズです。
 
何が違うのかと云えば、絞り羽根の枚数の多さで解放値から徐々に絞り込んでも、ほぼ、円形で
その絞りの形状が変化せずに、見事なくらいに円形のままf1,5からf22まで絞れます。

パルナックのレンズなので、遊び半分にこのレンズを引き伸ばし機に取り付けて、モノクロプリントで
遊んでみたところ、驚異的なプリントに仕上がりました。
まあ、このレンズを遊びに使うのは勿体無いので、大切に保管していますけれど・・・


a0217029_00310739.jpg

a0217029_00343024.jpg

さてさて、久し振りにバライタ印画紙を使用して銀塩モノクロプリント作業に集中します。
此処のところ、頻繁にブログをUPしておりますが、今年から真面目にブログとFacebookは
更新致しますので宜しくお願い致します。

本日は此れにて失礼いたします。

(C) Photo by Tairyo Ono 小野 泰良  
www.tairyo-ono.jp/

ART GALLERY Atelier19
ART PHOTO HOUSE Atelier19



a0217029_13252813.jpg

a0217029_13271494.jpg



モノクロバライタプリントの作業の流れをスムーズにする為の、暗室内のバット配置位置の大幅変更です。

暗室内に於いてのモノクロプリントの作業中に若干の違和感を感じながらも、左程の不便さを持たずに
習慣的に作業を行っていましたが、此処に来て、かなりの枚数のモノクロバライタ印画紙のプリント作業を
集中的に行う作業の為に、全ての作業の流れを根本から見直しました。

暗室内には細かな作業用の器具が意外と沢山配置されていますので、まずは整理整頓・・・
一番肝心なセフティライトの位置を変更、此れに従ってすべての作業流れを決めていきます。
モノクロプリント作業の流れとしては、現像、停止、定着、新液定着、予備水洗、本水洗の順序での 
スムーズな作業が理想で、価格的にも高価になってしまったバライタ印画紙を無駄使いせずに行います。

久し振りのこの作業で感じたことは、自分で保管していた昔のバライタ印画紙のプリントと、今回の
試し焼のプリントを比較すると明らかに黒色に関しての濃度の違いです。

印画紙自体に含まれるの銀の含有量が明らかに違い、現在、手に入る印画紙では漆の様な黒の締りは
もう期待出来ないのでしょうが、だからと云って嘆いてみても何も解決はしません・・・
出来る範囲の中で作品を仕上るしかありませんので、取り敢えず40数年前に撮影した明暗差の激しい
夜のパリの街角のネガからテスト焼きを行ってみましたが、幸いにネガの管理が完璧だった様で
すべてのネガのカビの発生は皆無でした。

作業予定としては、1月末までにはすべてのプリントを仕上げる予定でおりますので、お楽しみに!!



a0217029_12373150.jpg


a0217029_12385357.jpg
取り敢えず暗室内にある小物から整理清掃をせねば!!



a0217029_12412152.jpg


a0217029_12423725.jpg


a0217029_12445492.jpg



a0217029_12471778.jpg
自作のプリントウオッシャーで効率よく水洗をします。

a0217029_12491699.jpg


a0217029_12524282.jpg

a0217029_12545196.jpg






a0217029_12561726.jpg
大量のお湯を貯めて保温用のバットで予備定位着と本定着を行います。


ほぼ4時間を掛けて、すべてのあらゆる作業を終えました。
作業導線も理想的になり、いつの間にか思い込みで設置していたプリント作業の見直しが出来ました。


a0217029_13103971.jpg
定着液内の作業途中のプリントです。



a0217029_13144992.jpg
テストプリント乾燥後のドライダウンの確認・・・
此れから暫くはバライタ印画紙のプリント作業に集中いたします。

本日は此れにて失礼いたします。



(C) photo by Tairyo Ono (小野 泰良)

ART GALLERY Atelier19
ART PHOTO HOUSE Atelier19

a0217029_13252698.jpg

a0217029_13271494.jpg















a0217029_12340955.jpg
a0217029_12340955.jpg
a0217029_12262995.jpg


a0217029_12310737.jpg



a0217029_12262995.jpg

普段からメインのカメラは、中判から大判が作品制作の主流ですが、たまには35?カメラでも遊びます。
過去に売り払ってしまった35?の1眼レフのカメラは、お気に入りのコンタックスRST?とAXでした。
操作性とレンズの描写には満足していましたが、既にメーカーが消滅してしまいメンテナンスに不安が生じ
全てを売り払い、以後、1眼レフの35?カメラからは縁のない日々です。

気が付けば、ライカのカメラはM6からM4に戻り、M6のスポット測光に納得がいかず
M4に買い替えて写真を撮り続けていましたが、個人ギャラリーの運営に伴う経費などに困窮した結果
泣く泣く、M4数台とお気に入りのレンズ群も手放してしました。

今、手元に残っているのはパルナックライカ1台とレンズ4本ですが、作品制作とは無縁の
お散歩カメラとして愉しみながらバックの片隅に忍ばせております。

新年早々、1月3日・・・久し振りにフィルム現像をしました。


a0217029_16121233.jpg
a0217029_16132283.jpg

本年も宜しくお願い致します。


(C) photo by Tairyo ono  小野泰良  www.tairyo-ono.jp/

ART GALLERY Atelier19
ART PHOTOHOUSE atelier19

a0217029_17132022.jpg
a0217029_17144143.jpg


2017年1月元旦

新年明けましておめでとうございます
旧年中は何かとお世話になりました
本年も何卒宜しくお願い致します。

ART GALLERY Atelier19
ART PHOTO HOUSE atelier19

小野 

www.tairyo-ono.jp/



a0217029_16581522.jpg
a0217029_17003544.jpg
a0217029_17081743.jpg
a0217029_17053278.jpg
a0217029_17113710.jpg
a0217029_17095981.jpg


a0217029_17192500.jpg




a0217029_17144143.jpg
a0217029_17132022.jpg